蘇州とんぼ 水辺の街通信

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help リーダーに追加 RSS 古の風流の巷よ!蘇州桃花塢年画工房を詣でるの巻

<<   作成日時 : 2008/06/20 17:48   >>

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「南桃北柳」と称され、天津楊柳青年画と並び、
中国二大年画と称される蘇州桃花塢年画。
蘇州モノらしく繊細な仕上りのレトロ板画は
チャイナレトロ好みには、見逃せないクラフト。

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ちょっと待って、年画ってなんだっけとお尋ねの方に、先にご紹介。

年画ってのは、春節(過年)を迎えるにあたり、吉を招き、厄払いを願って
室内、窓、門、囲炉裏などに張る板画ですね。
はい、はいと思い出された方もいらっしゃいますでしょう。

蘇州の桃花塢年画は、明時代に始まり、
清朝雍正、乾隆年間が最盛期で、天津と並び中国の二大年画と称されていました。

*下記は蘇州の年画

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年画にまつわる伝説はいろいろ。唐太宗李世民の御世のこと。
宮中で鬼が再三暴れ、李世民を悩ませる。
そこで中国ではとっても有名な大将、英雄の秦叔宝、尉遅恭が
昼夜を問わず李世民を守ると、やっと静まった。
李世民はその後2人の威風堂々たる絵を張ると2度と鬼は出なかったとか。

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ふと、年画工房にはまだ行ってないなあと思い出し、北寺塔に行ったついでに、
桃花塢年画というぐらいだから、桃花塢大街に行けばいいだろうと思い、
人民路から桃花塢大街を西にテクテク歩くことにいたしました。
旧市街もドンドコ開発が進んでいる今日、
ここまで手が入ってないところも少ないなあと思いながら、
昔ながらの民家や店舗が残っているのを見てわくわく、
飽きませんでしたが、年画の店等1軒もなし。


年画へ年画〜。
たびたび尋ねやっとたどり着いたのが、
こちら江南一の風流人として知られたあの!唐伯虎の祠。

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唐伯虎=年画、う〜ん、ちょっと違うなあと思いながら、
おそるおそる閉まった戸を押し開けると、洗濯物の後ろに工房発見!!

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ここは江蘇省の板画協会の「工作室」なんですね。
顧志軍さんと王景萍さんご夫婦が中心になって製作されています。
ご主人が板を彫り、奥様がそれを刷っておられるんですね。

少しでもずれると使い物にならないので、
神経を使う仕事ですね。

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蘇州の昔の年画の逸品は、少なからず、日本にあるとか。
ま、日本の浮世絵の逸品だってアメリカにありますから、
悲しきかな、海外流出ですね。

いろいろ作業工程のご苦労や、年画の薀蓄をお聞きしていると、
突然!

「文藝春秋って雑誌は日本で有名なの?」
「??」
思いきや、1993年に取材を受けておられるんですね。
掲載雑誌を見せていただきましたが、
なんと愛らしいお二人なことか。

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いま、こちらでは、
伝統的な板画のほかに、
伝統的な風景と現代都市生活の1コマを組み合わせた板画も製作されています。

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蘇州の名所を現代風にアレンジした板画もいいですね。
次回はぜひひとついただこうと思います。


今は、旧市街の平門に年画博物館もできていますよ。
蘇州桃花塢年画の逸品をご覧になりたい方は、ぜひこちらもどうぞ。



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